2012/02/04

高度貧血

昨日の早朝は四国も積雪の影響で事故等頻発、交通は麻痺、通院時間は2時間半、久しぶりのスノードライブモードオンでした。4時間半もかけて通勤していた看護士もいました。診察、ジェムザール投与、ハイパーサーミアを受けました。TS-1も継続中です。先週の診察で疑われていた骨髄抑制なのですが、消化器内科ドクターと時系列の血液検査結果を精査したところ、赤血球(RBC)とヘモグロビン(Hb)、ヘマトクリット(Ht)の減少傾向のみで、、白血球(WBC)、血小板(Plt)、MCV、MCH、MCHCに異常は無いので、出血の継続による慢性失血性貧血であるだろうと。十二指腸のステントと腫瘍に板挟みになっている腸壁部分と胆管部ではないかと。7月の胆管炎後から貧血が顕著にな り、ハイパーサーミアを開始した時期から急激に進行しています。ずっと1200kw超で継続しているのでステント周辺に負担をかけているのかもしれません。眩暈や倦怠感の自覚症状はあったのですが、注意してみると少し前から顔面蒼白になっていました。最近、色が白くなったなあと思っていたのですが、まさか高度貧血。ぎりぎりヘモグロビン濃度が7g/dlあったので、ジェムザールは投与できましたが、鉄剤の処方は見送りました。家にあるナチュラルな鉄のサプリと飲用のグリーンクレイを摂取して様子をみます。2週間後の血液検査で改善が無ければ、輸血、ジェムザール中止、鉄剤処方となります。ヘモグロビン濃度が7g/dl以下で危険、5g/dl以下になると大変危険のようです。これまで食事だけで鉄を摂れるようにしていました。癌細胞は鉄イオンを好むということで敬遠していた鉄サプリですが、現在の状況では、鉄の補充が必要なようです。鉄不足は酸素不足であり、癌細胞へは好条件、増加した活性酸素を除去する酵素の活性も下げるようです。ただ鉄イオンの過剰は危険であるようで、鉄は充分にある状態にしながら鉄イオンの発生を抑制することが重要のようです。アルテミシニン誘導体のアルテスネイト(Artesunate)にも注目しています。期待していた2月の腫瘍マーカーが上昇していました。癌に対処するはずの通常細胞が酸素不足で機能低下っだったのだろうし、総合的に癌の増殖が勝ったのでしょう。改めて血液検査とデータを洗い直すと、赤血球(RBC)とヘモグロビン(Hb)の急激な低下と 腫瘍マーカーの上昇が比例しています。ただ、痛みも和らいでいるし、不思議と治ってきているような間隔もあります。これまでの人生でも、こんなことの繰り返しだったような。自分を信じて養生します。2月17日にPET-CT検査、結果をもとに出血の件も検討してハイパーサーミアでも対応する予定です。