2012/05/31

腹部膨張感

昨日は久しぶりに温泉に入ってきました。夏至も近づいてきて日が長い。蛍も飛び始めたようです。食事は相変わらずかなりの小食。貧血だし体力も無いので、動いた後は脈を測って落ち着くまで深呼吸というのも習慣づいてきました。退院後も腹部が張ってたのですが、ここ数日でお腹の上部がパンパンになってます。栄養失調気味だしアルブミン値も低下してるし、腹水だろうなと心配していますが、苦しいですね。まるで妊婦さんのよう。寝る態勢に工夫が必要です。明日の通院で相談します。痛みもひどくなり、トラマールとロキソニンの量も増えました。便秘気味なのでマグミットも摂ってますが、利尿剤のダイアートとの相性がなんだか良くないような。食べ物と水分の全体量が少なくなり、お腹は張りっぱなし状態なので何とも判断がつきにくい。明日はCTの結果、腫瘍マーカー、化学療法、栄養剤という予定です。ちょっと楽しみ。

2012/05/28

ステント留置入院後

1週間弱の入院でした。初日の胃カメラは絶食してたにもかかわらず胃に溜まってたようで嘔吐しながらで辛かった。画像では金属ステントが盛り上がった腸壁で埋まり完全に閉塞していました。血液、心電図、X線検査も問題なく、2日目に既に入っているステントの内側にもう一つの十二指腸ステントの留置。3日目に尿管ステントの交換でした。今回の交換は麻酔を使わず、挿入直前に内視鏡にゼリーを塗っただけだったので、もの凄い痛みを我慢しながらでした。絶対に次回はゼリーを塗って10分放置してからとか、仙骨麻酔を頼むとかします。交換後の排尿時はやはり激痛。でも交換したステントの状態がとても良かったので、次回は1ヶ月増やして4ヶ月後となりました。血尿もほんの少しで、十二指腸からも出血は無く、今回の入院では抗生剤を使いませんでした。4月からの抗生剤不使用継続中です。その後のX線検査で両ステントの位置確認も良好、血液検査も良好。手術は成功です。前回、十二指腸ステントを11月に留置して3月には満腹感が始まりました。今回も3ヶ月を目安に対処を考えないといけません。病院ではステントを3つ重ねた例は無いのですが、3つ留置する事も思案しています。ただ、今のところ流動食から始めて三分粥、五分粥、全粥まで試しましたが、未だに満腹感が続いています。就寝前に二度嘔吐もしました。どこか他の部分が閉塞している可能性もあり退院前にCT検査もしました。詳細は今週金曜日に出る予定。現在は少量の流動食とか蕎麦とか様子をみながら口にしている状態です。入院中にしていた栄養剤点滴も必要があればするつもり。貧血も続いているし、とても痩せてジーンズもベルトもゆるゆる、半袖を着るのも気がひけます。体重と体力が回復するまでは安静にしてようと思っています。腹部の腹膜播種のしこりが気になるし、少し弱気のこの頃ですが、ひとつひとつ解決していきます。
入院中に膵臓がんになったばかりの患者さんと話をしました。その方はファーストラインはジェムザールとタルセバでした。それと気になったのがペプチドワクチンの治験についてもドクターから示唆されていたようでした。5月から開始できるという話でした。OCV-C01だと思われます。僕と担当医が違うので確認するつもりです。
入院中、わざわざ下関からのお見舞い、ありがとうございました。マイペースで頑張ります。

2012/05/19

経口摂取不十分

良い天気。週代わりで様々な花が咲き移ってます。昨日は通院。ヘモグロビン濃度もまた少し改善、といっても高度の貧血です。CRPが高めという以外は血液検査は良好。貧血と消化器官の閉塞を除けば調子は良い。ただ飲食できないのとフラフラになるというのは堪えてます。47回目のジェムザール点滴後、ビーフリートという栄養剤も点滴。次の月曜日から入院検査、手術です。絶食予定だし、何回もやって慣れてはいるけど忍耐が続きます。尿管ステントの交換はただただ怖い。製品の添付文書には1年以内に交換とあるので、3ヶ月に一回の交換を4ヶ月に一回ではどうなのか聞いてみるつもりです。来週末は何か食べれると幸せなので前向きに。お臍の右側にある腫瘍のしこりを触ってみてると日々変化があるような、気のせいでしょうが、僕の現在の最前線であるような気がしています。
ペプチドワクチンの臨床試験、どこも人気になっているようですね。良いことですが各施設でやっていることには違いがあります。オンコセラピー社の治験も各病院で内容は違います。患者の方は理解して治験を受けないと好結果には繋がりません。少しでも良い結果になる事を祈っています。
先日、東京のお世話になっている方から、杉田梅の仁とお水を頂きました。ありがとう。

2012/05/15

体重減少

食欲はあるのに食べられない日々が続いています。昨日はまた嘔吐。体力もなく寝てばかり。体重が先週より5キロ程減少して、少年時代の細さになっています。今日は近くのクリニックで栄養剤を点滴してもらいました。明日も点滴予定。先週の通院では、少しだけヘモグロビン濃度が改善。他は異常無し。来週入院して、待望の十二指腸ステント再留置と尿管ステント交換を行います。食べたい物がいっぱいあるので、また食事が出来る様になることを期待しています。満腹感と空腹感の板挟みの日々は辛いです。

2012/05/10

病人

立夏も過ぎて日も長くなってきました。もうすぐ半袖の季節。この2週間大変辛い時期を過ごしています。貧血と消化器の閉塞が原因なのですが、体重も減って体力も無くなってきました。腎臓と肝臓等は正常です。病院で対処する予定なので症状は良くなるとは思っていますが、がんを見つけてから一番しんどい。強い痛みで一気に来るより、長い時間をかけて徐々に動けなくなっていくのは堪える。病人なんだと実感しつつも、あきらめないで前を向いて生きるようになんとかやってます。今日は枇杷の葉こんにゃく湿布というのをしました。たまにやってますがとても気持ちが良い。明日は通院、相変わらず長時間の運転は無理です。後部座席で深緑を楽しみます。

2012/05/03

免疫力維持

均衡しつつも微増が続いていた腫瘍マーカーがやっと頭打ちしました。ほんの微減でも嬉しい事です。現在43回のジェムザール、44週のTS1投与と長期に亘って抗がん剤を摂取していますが、重大な副作用の発現はありません。もともと丈夫な身体であったことと、楽天的な性格に感謝しています。がんが判る前から免疫力の維持を心掛けてましたが、やはり膵臓癌の宣告後はシリアスです。とことん調べたり自分に合うかテストしたりして、口に入れる物の選択を続け、養生生活も変遷してきました。You are what you eat.です。昔から食べる事や料理する事は好きなので、食生活のコントロールは楽しい。先月からはライ麦と全粒粉で胡桃や干し果物入りの膨らまないドイツパンを作るのに嵌ってます。食べれる時はとにかく何が食べたいか見付けて行動する事。現在は満腹感等で、この習慣が滞ってるのが辛い。食事以外では、野菜ジュース、筑波エンザイム、牛蒡子、レモン寒天、自家製ヨーグルト、本葛粉、生姜粉を摂り続けています。サプリメントではビタミンD3、メラトニン、ヘム鉄、クルクミン、乳酸菌等が最近でも摂っているものです。自分の身体が何を欲しているか何を食べたいか分からない時は、何かを少量お腹に入れる程度にしています。それと呼吸や身体を動かす事、大量にある処方薬を本当に必要なものだけにする事、ストレスフリーでいる事、よく考える事、何も考えない事。免疫系の向上が自分の寿命の鍵。解明されつつありそうだけどまだまだ生命の神秘の分野です。来月も腫瘍マーカーの数値が減ることを祈ってます。
現在の化学療法から免疫療法(広義ですが)に移行しようと、ずっと各種治験をフォローしていますが、興味の対象のものは施設も少なくなかなか条件が合いません。日々新薬のニュースもあり、制度改革も進んでるようですが、手が届くものはない。地道に模索を続けるつもりです。

2012/05/01

2012 5月 腫瘍マーカー

CEA          34.0
SPan-1       120.0
CA19-9       445
DUPAN-2      660