2011/10/22

胆管ステント留置

10月10日から、慢性化しつつある胆管炎への対処として胆管ステント留置のため入院。レントゲン、心電図をして、11日に昨年一度経験したERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造影検査)とERBD(内視鏡的逆行性胆管ドレナージ)を受けました。十二指腸乳頭部と胆管の閉塞のため、施術が難航しタイムアウト状態。悪化した膵臓の機能の正常化を待って、18日に再度、ERBD(内視鏡的逆行性胆管ドレナージ)を受け、胆管ステントの留置が完了しました。昨年はチューブだったのですが、脱落防止のため、今回は金属製です。ボストンサイエンティフィック社のものでシリコンの膜で覆われたパーシャルカバータイプというものです。その後レントゲンで確認をして、膵臓の回復を待ち、22日に退院となりました。腹部に違和感を感じるため、ロキソニンと抗生剤を服用しています。ステント自体は形状記憶合金の仕組みで、バネが開くように拡張していくようで1週間くらいかかって開ききるだろうということです。生体に金属が食い込むイメージを持ってしまうのですが、早く馴染んで気にかからなくなれば良いなと思っています。炎症の問題が解決して来週からの抗がん剤再開ができるのを願って静養します。