塩野義製薬株式会社との治療用ペプチドワクチンにおける全疾患を対象とした適応拡大と新規ペプチドの権利譲渡に関する契約締結のお知らせ
2012/03/29
塩野義製薬
塩野義製薬株式会社との治療用ペプチドワクチンにおける全疾患を対象とした適応拡大と新規ペプチドの権利譲渡に関する契約締結のお知らせ
2012/03/28
三寒四温
中村祐輔研究室のがんペプチドワクチン療法臨床研究実施施設リストが更新されています。実施少ないです。山口大学はKIF20AとVEGFR1とVEGFR2のカクテルワクチンの第II相臨床試験。UMINの条件以外にジェムザール歴が半年以内ということでした。川崎医科大学の膵癌はVEGFR1とVEGFR2の研究。千葉徳州会病院は、標準療法不応膵癌に対する3種類の有効成分を含むペプチド(OCV-C01)の第III相治験です。和歌山県立医科大学は詳細を問い合わせ中なのですが、僕に合ったケースはなく残念です。膵癌のがんワクチンは全国の大学等で開発途上であり、エヴィデンスも確定されていません。どの成分がどのような個体に成果があるか、患者も情報弱者では危険です。理論、薬剤や方法、背景等勉強になります。医薬品開発、臨床研究、臨床試験、バイオベンチャー等も興味深い。でも創薬の現場でゲノム解析して候補をスクリーニングして考えて実験している人達が一番カッコいい。ブログとか論文とか表現が先端すぎ。新しい世代の人達に歴史を塗り替えるような凄いの発見して欲しいです。
国立がんセンターがホウ素中性子捕捉療法というのを推進しようという計画がありましたが、どうなったのでしょうか。2012年内には臨床開始したいということでした。国立がんセンターはトップがまた変わるとか。気になります。
2012/03/25
ペプチドワクチン再燃


東大医研発、オンコセラピー社のペプチドワクチンの件、やっとちらほら発表され始めました。国立がん研究センター中央病院の奥坂氏の治験案内は一旦HP上に出てましたが、現在はリンク先が不明となっています。内容はOCV-C01の第III相、ランダム化比較試験でした。千葉徳州会病院もペプチドワクチン第III相試験を開始と発表しています。こちらには薬剤とランダム化比較試験の表記がありません。これまでもそうでしたがランダム化比較試験なら誤解が生まれないように募集していただきたいです。二重盲検比較試験は患者にとって賭けですから。和歌山県立医科大学、川崎医科大学はまだ発表ありません。UMINには、山口大学の進行・再発膵癌に対する新規ペプチドワクチンカクテル療法の多施設共同第II相臨床試験が出ています。それとオンコ社以外のペプチドワクチンの久留米大学は膵臓癌のペプチドワクチン臨床試験の被験者募集を一時中止しているようです。WTIワクチンの大阪大学も募集はありません。僕も治験参加に興味があるので、来週から疑問点等詳しく調べてみようと思っています。
クルクミンの膵癌への抗腫瘍効果にも期待して、濃縮秋ウコンも摂り始めました。少量の黒胡椒と一緒だと吸収率がアップするそうです。
2012/03/17
身体を動かす
ペプチドワクチンについて注意しているのですが、中村祐輔研究室、オンコセラピー社、各病院、大学とも目新しいニュースはありません。中村氏の講演会が東京であるようです。凄いデザインのチラシです。
東京の友人からガラ紡という明治からの紡績機で紡いだオーガニックコットンのソックスが届きました。オーガニックのハラマキも石鹸も。良い感じです、ありがとう。
2012/03/11
40回目ジェムザール
筑波エンザイム、野菜ジュース、牛蒡子、本葛粉、レモン寒天、生姜粉、各種サプリ等は続けて摂っています。深呼吸してマッサージして運動も再開して免疫力維持を目指します。
東日本大震災から一年ですね。また春が巡ってきました。土筆を頂いて、美味しかったです。
2012/03/09
2012/03/07
満腹感再び
2012/03/03
水腎症-尿管ステント留置
オンコセラピー社のペプチドワクチンについてのNHKの2月28日の取材の件が、2月29日にオンコ社より発表がありました。がん治療用ワクチン、OTS102(エルパモチド)の有効性が無かったという発表は残念な結果ですが、本当に残念なのは臨床試験に参加した153人の患者さん達だと思います。二重盲検比較試験である以上、臨床を受けても半数の患者さん達には最初から残念であることも付け加えておきます。同時に発表された今後の開発方針についてのお知らせでは、OCV-C01について書かれています。2月6日の発表とは異なり、抗腫瘍効果とオンコアンチゲンという言葉が強調されています。新生血管阻害作用を前面に出していたのに不思議です。OCV-101も継続開発しているようです。OCV-105はどうなったのでしょうか。創薬ベンチャーにありがちな右往左往する投資家向けの開示資料だけでは、患者にとっては迷いが増えるだけだと思います。中村氏もシカゴ大学に移籍が決まっていますし、「日本で研究した新薬を日本の人たちに最初に届けるのが夢だったのだが。せめて米国で新薬を実現したい」、今後どうなるのでしょうか。
ビスモデギブ(Vismodegib、Erivedge®カプセル、Genentech社)がFDAで承認されました。こちらも気になります。
お見舞いのお水が届きました。醍醐寺にも参りたいです、ありがとう。
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