病院の帰りに漢方薬局で牛蒡子(ゴボウシ)を買ってきました。ゴボウの種子にはリグナン誘導体であるアルクチインとアルクチゲニンが含まれています。アルクチゲニンは動物細胞における熱ショック蛋白応答の新しい抑制剤である(ヒートショックプロテイン-HSPの発現を抑えるため、温熱療法の抗腫瘍効果を高める)と、がん細胞の栄養飢餓に対する耐性を取り除く能力を持つ抗がん成分としてのアルクチゲニンの同定という発表が2006年にあり、2011年4月国立がん研究センター東病院がアルクチゲニンが膵臓癌の増殖を抑える作用があると、2011年12月には富山大和漢医薬学総合研究所の門田重利(この方は紅豆杉も研究されてました)教授らが、アルクチゲニンが膵臓癌の縮小に効果があり、クラシエ製薬漢方研究所と顆粒状にしたアルクチゲニンの臨床試験をしているというニュースもありました。国内外を問わず解毒の民間薬として感染症や慢性皮膚炎に活用され、消炎、解毒、排膿、解熱などの作用があるので、風邪や皮膚病などの多くの漢方薬に使われています。民間療法では、乳腺炎や産後のお乳の出を良くするのに使われていました。欧米でもBurdock Seeds Extractは実績があるようです。広く売られ大変安価な治療薬(高価な販売者は要注意です)のひとつではないでしょうか。味はとっても苦いようです。期待をこめて自分も早速、煎じてみます。
バスソルトのRedox Salt Spaをまた大量に頂きました。ありがとう。昨日はお風呂で温まりすぎてのぼせちゃいました、体力が落ちてるようで運動を心掛けようと再自覚。