CEA 40.4
SPan-1 結果待ち
CA19-9 471
DUPAN-2 結果待ち
右側の欄の腫瘍マーカーのリンクで時系列推移がみれます。
2012/07/06
2012/07/05
穿刺2回目


自分が治療している病院でも先週より、ペプチドワクチンOCV-C01の治験が始まりました。二重盲検比較試験ではなく、募集はジェムザールと併用でのファーストラインのみのようです。ファーストラインで選んだ患者さんは、その後TS-1という選択肢が残るということでしょうが、OCV-C01単体投与の方が効果が現れる場合は効率的なような。ジェムザールとは水と油のような関係だった筈なのに、現実を踏まえての認可に向けての判断材料としては意味があると思います。ただ自分に適用されないのは、大変残念です。
2012/06/30
腹水穿刺

2012/06/27
脚の浮腫

体内では圧力や比重などのちょっとしたバランスのずれが、症状を引き起こしています。すべてきっかけは小さなことの積み重ねから。ひとつずつ好転するのを願って身体と付き合っていくつもりです。
2012/06/25
50回目のジェムザール
2012/06/21
お腹のしこり
2012/06/17
寝てばかり

2012/06/10
腹膜播種

2012/06/05
腹水その後

バルセロナからのビデオレター、毎週元気を送ってくれてありがとう。
2012/06/02
腹水

2012/06/01
2012/05/31
腹部膨張感
2012/05/28
ステント留置入院後

入院中に膵臓がんになったばかりの患者さんと話をしました。その方はファーストラインはジェムザールとタルセバでした。それと気になったのがペプチドワクチンの治験についてもドクターから示唆されていたようでした。5月から開始できるという話でした。OCV-C01だと思われます。僕と担当医が違うので確認するつもりです。
入院中、わざわざ下関からのお見舞い、ありがとうございました。マイペースで頑張ります。
2012/05/19
経口摂取不十分


ペプチドワクチンの臨床試験、どこも人気になっているようですね。良いことですが各施設でやっていることには違いがあります。オンコセラピー社の治験も各病院で内容は違います。患者の方は理解して治験を受けないと好結果には繋がりません。少しでも良い結果になる事を祈っています。
先日、東京のお世話になっている方から、杉田梅の仁とお水を頂きました。ありがとう。
2012/05/15
体重減少
2012/05/10
病人

2012/05/03
免疫力維持
現在の化学療法から免疫療法(広義ですが)に移行しようと、ずっと各種治験をフォローしていますが、興味の対象のものは施設も少なくなかなか条件が合いません。日々新薬のニュースもあり、制度改革も進んでるようですが、手が届くものはない。地道に模索を続けるつもりです。
2012/05/01
2012/04/30
貧血亢進
土曜日に山口からお見舞いに来ていただきました。いつもありがとうございます。
覚書.さん。最後までご一緒でしたね。 合掌。 ご冥福をお祈りします。
2012/04/22
ふらふら
週末は友人が中国に行った帰りにお見舞いに寄ってくれたのに、体調の事もありお世話になりっぱなしでした。でも楽しかった。五味子も頂き、ありがとう。それと、弟は風雨の中フルマラソンで自己記録更新、頑張ってます。
2012/04/18
化学療法

日本の制度上、殆どの膵臓がんの患者は先ず、切除手術、放射線療法が可能かの判断があり、その後化学療法に移行します。進行・再発膵癌の進行は早く、病状も急激に悪化することがあり、体調の悪化や抗がん剤の副作用で抗がん剤治療が中止される場合もあります。膵臓がんには抗がん剤が数種類しかなく、化学療法の中止以降は保険適用下では有効な治療はありません。それに現在の化学療法も延命効果が若干あるという程度です。希望は無く、延命措置を受け続けるものだと最初から病院で伝えられ、ガイドラインもそうです。
メディアが免疫療法やがんワクチンで賑わい続けてます。各メディアは各企業の広告のよう。各社一斉に厚生省の方針を批判しつつ(研究育成や医療制度と抗がん剤は最低最悪)、成功例を前面に出して(半分位は全く関与のない成功例)、免疫治療という新しい分野と開発事情、医療のテーラーメイド化推進、かなりなハイプです。でも放映や記事をみると結果的には違う会社の違う手法の免疫治療に誘導されます。世界中で多種多様な研究がなされていますが、発表されている好結果も多種多様。効果の無いエヴィデンスだけ患者には届かない仕組み。またペプチドワクチンの治験では、標準療法不応や不耐の募集が多いのが事実です。免疫療法に相反する化学療法が標準であるので、先ずはそこで統計値を向上させないと前に進まないというのが現状でしょう。実際、化学療法は免疫系をボロボロにしますしね。
各治療機関にも問い合わせが多いようです。啓蒙団体も多いし、行政が動きそうですね。ただインフルエンザワクチンや豚ワクチン、子宮頸癌ワクチンのように結果が不確かなものに対して税金が大量に投下され、結局は企業と天下りの役員だけが得をするという構図の繰り返しは避けてもらいたい。人類の歴史をみてもいきあたりばったり、長い目で見ないと効果なんてわかりません。化学肥料、農薬、添加物、医薬品しかり。ただ、膵臓がんを見つけてから何回も考えてたのですが、そろそろ化学療法を止めてみようかなと思ったりしています。桜も二回観れました。冒険したい。
2012/04/10
NK細胞
本日、大塚製薬、塩野義製薬が免疫機能を生かすがん治療ワクチンの開発を加速、大塚製薬は膵臓がんを治療するワクチンの最終治験を始めるという報道がありました。やっとまとまったのでしょうか。
先週、UMINで気になっていた京都府立医科大学の高純度NK細胞移入療法の消化器癌に対する第1相臨床試験。昨日タカラバイオ社からIRもありました。2010年に9例実施したレトロネクチン拡大培養法によるナイーブT細胞を用いたレトロネクチン誘導Tリンパ球療法と同じものと理解していましたが、若干違うようでNK細胞を強調しています。抗体医薬の使用は無いとのこと。細胞容量や投与回数が前回より少なくなっていますが、培養条件が違うのでしょうか。ただ今回もタカラバイオ社はナイーブT細胞とNK細胞による併用療法、NK細胞と抗体医薬の併用療法等の開発を行っていきたいと示唆しているだけです。タカラバイオ社と関係のある京都等の数クリニックでは既にレトロネクチン誘導Tリンパ球療法(6回コース)が行われています。ANK自己リンパ球免疫療法のリンパ球バンク社の培養センターも東洞院クリニックも京都にあります。京都大学が関係していたこともありますが、NK細胞は京都が熱いですね。抗体医薬は協和発酵キリン等の世界各社で開発ラッシュ。期待しています。
NK細胞関連で、最近話題になった明治乳業のR-1ヨーグルト。EPS(Exopolysaccharide、菌体外に産生する多糖体)に免疫賦活作用があるとのこと。乳製品摂取が大丈夫な人は、自家製ヨーグルトも簡単です。甘味も調節できるし、作り方は検索すれば多様にあります。でもやはり乳製品は身体に良くないとも言われてますし、ヨーグルトの摂取は腸内環境に変化を起こさないという発表もあります。癌にはどうなのでしょうか。
2012/04/08
初めての嘔吐


中村祐輔研究室のがんペプチドワクチン療法臨床研究実施施設リストが更新されていますが、注意書きが数行追加されたのみ。電話の問い合わせが多く、メールのみでとのこと。日本での免疫療法の行政上の扱いとは違い、医薬品開発は莫大な予算のもとで行われています。メディアを賑わせて注目度も高いし、多くの人間が関与する予定のものを開発するなら、オンコセラピー社さん共々、情報開示、PR(パブリックリレーション)活動はしっかりしていただきたい。
先週から、免疫系、各種免疫療法と呼ばれているものとその周辺技術、特許、関係する大学や企業や、抗体医薬、低分子標的薬、遺伝子治療薬、核酸医薬等の手法、種類、開発状況について詰め込んで再勉強しました。各病院、クリニック、治験の情報とも比較して考えてみればみるほど、これで良いのかなという思いが募ります。患者さんは少ない情報で判断するしかないということ。医療を提供する側は、ひとくくりのジャンル的なカテゴリーでサービスを実験または売ろうとしていることです。リンパ球の培養手法が違えば別物であり、ペプチドワクチンは標的や手法が違えば別の治療法。 ADCC活性にしても抗体が違えば全く違う結果になるだろうし、アジュバントや抗体医薬品と組み合わせたりしなかったり。開発途上でありエヴィデンスも不確定。自分も含めて患者さんは大変です。蜜柑も林檎も品種や時期、生産者、収穫場所で味は随分違います。
2012/04/06
2012/04/04
春風
ペプチドワクチンは進展ありません。各大学、病院とも素早い対応をしてくれたのですが、和歌山県立医科大学のみ、クラークの方が折り返しますと言ったきり。まあ、新薬は誰かの権利物なので僕は待つしかないですね。
先日書いた、ホウ素中性子捕捉療法は京都大学原子炉実験所が頭部以外も熊取町で始めてるようですが、残念ながら膵臓癌は対象外のようです。国立がん研究センターのものは2013年10月完成予定の建物の地下に、小型加速器を設置して臨床研究を開始とありました。
最近気になったのは、CD47抗体がヒトの原発性腫瘍すべてに効果があるというスタンフォード大学の発表、あらゆるがん細胞で活性化しているAkt酵素の分解を誘導するムーラン(Mulan)酵素を発見した建国大学の抗がん治療剤開発、プラズマで悪性細胞死滅させる名古屋大学の研究、サイバーナイフの進歩、アスピリンを日常的に服用することで癌のリスクが減少するという発表、等々。癌に関係するニュースはとても多く、日々新しい発見があります。相当な資本と労力が注入されている分野であり、データ改ざん等の残念なニュースもありますが、そのうち安全で効果の高い治療法も確立されていくでしょう。僕の友人達が癌になっても大丈夫であって欲しい。
創薬化学や遺伝子、細胞の研究等、SF好きの僕にとっては読み物としても面白いので深みに嵌ってます。ただ現在でも宇宙や生物の仕組みは殆ど未知であり、人間という種の病気という状態の定義も曖昧です。真の治療は永遠に不可能で、偶然や経験の積み重ねが医療でしかない。幸運か魔法を使うか、とにかく道が開かれば、輝きも増すのですが。やっぱり欲深いです。
2012/03/29
塩野義製薬
塩野義製薬株式会社との治療用ペプチドワクチンにおける全疾患を対象とした適応拡大と新規ペプチドの権利譲渡に関する契約締結のお知らせ
2012/03/28
三寒四温
中村祐輔研究室のがんペプチドワクチン療法臨床研究実施施設リストが更新されています。実施少ないです。山口大学はKIF20AとVEGFR1とVEGFR2のカクテルワクチンの第II相臨床試験。UMINの条件以外にジェムザール歴が半年以内ということでした。川崎医科大学の膵癌はVEGFR1とVEGFR2の研究。千葉徳州会病院は、標準療法不応膵癌に対する3種類の有効成分を含むペプチド(OCV-C01)の第III相治験です。和歌山県立医科大学は詳細を問い合わせ中なのですが、僕に合ったケースはなく残念です。膵癌のがんワクチンは全国の大学等で開発途上であり、エヴィデンスも確定されていません。どの成分がどのような個体に成果があるか、患者も情報弱者では危険です。理論、薬剤や方法、背景等勉強になります。医薬品開発、臨床研究、臨床試験、バイオベンチャー等も興味深い。でも創薬の現場でゲノム解析して候補をスクリーニングして考えて実験している人達が一番カッコいい。ブログとか論文とか表現が先端すぎ。新しい世代の人達に歴史を塗り替えるような凄いの発見して欲しいです。
国立がんセンターがホウ素中性子捕捉療法というのを推進しようという計画がありましたが、どうなったのでしょうか。2012年内には臨床開始したいということでした。国立がんセンターはトップがまた変わるとか。気になります。
2012/03/25
ペプチドワクチン再燃


東大医研発、オンコセラピー社のペプチドワクチンの件、やっとちらほら発表され始めました。国立がん研究センター中央病院の奥坂氏の治験案内は一旦HP上に出てましたが、現在はリンク先が不明となっています。内容はOCV-C01の第III相、ランダム化比較試験でした。千葉徳州会病院もペプチドワクチン第III相試験を開始と発表しています。こちらには薬剤とランダム化比較試験の表記がありません。これまでもそうでしたがランダム化比較試験なら誤解が生まれないように募集していただきたいです。二重盲検比較試験は患者にとって賭けですから。和歌山県立医科大学、川崎医科大学はまだ発表ありません。UMINには、山口大学の進行・再発膵癌に対する新規ペプチドワクチンカクテル療法の多施設共同第II相臨床試験が出ています。それとオンコ社以外のペプチドワクチンの久留米大学は膵臓癌のペプチドワクチン臨床試験の被験者募集を一時中止しているようです。WTIワクチンの大阪大学も募集はありません。僕も治験参加に興味があるので、来週から疑問点等詳しく調べてみようと思っています。
クルクミンの膵癌への抗腫瘍効果にも期待して、濃縮秋ウコンも摂り始めました。少量の黒胡椒と一緒だと吸収率がアップするそうです。
2012/03/17
身体を動かす
ペプチドワクチンについて注意しているのですが、中村祐輔研究室、オンコセラピー社、各病院、大学とも目新しいニュースはありません。中村氏の講演会が東京であるようです。凄いデザインのチラシです。
東京の友人からガラ紡という明治からの紡績機で紡いだオーガニックコットンのソックスが届きました。オーガニックのハラマキも石鹸も。良い感じです、ありがとう。
2012/03/11
40回目ジェムザール
筑波エンザイム、野菜ジュース、牛蒡子、本葛粉、レモン寒天、生姜粉、各種サプリ等は続けて摂っています。深呼吸してマッサージして運動も再開して免疫力維持を目指します。
東日本大震災から一年ですね。また春が巡ってきました。土筆を頂いて、美味しかったです。
2012/03/09
2012/03/07
満腹感再び
2012/03/03
水腎症-尿管ステント留置
オンコセラピー社のペプチドワクチンについてのNHKの2月28日の取材の件が、2月29日にオンコ社より発表がありました。がん治療用ワクチン、OTS102(エルパモチド)の有効性が無かったという発表は残念な結果ですが、本当に残念なのは臨床試験に参加した153人の患者さん達だと思います。二重盲検比較試験である以上、臨床を受けても半数の患者さん達には最初から残念であることも付け加えておきます。同時に発表された今後の開発方針についてのお知らせでは、OCV-C01について書かれています。2月6日の発表とは異なり、抗腫瘍効果とオンコアンチゲンという言葉が強調されています。新生血管阻害作用を前面に出していたのに不思議です。OCV-101も継続開発しているようです。OCV-105はどうなったのでしょうか。創薬ベンチャーにありがちな右往左往する投資家向けの開示資料だけでは、患者にとっては迷いが増えるだけだと思います。中村氏もシカゴ大学に移籍が決まっていますし、「日本で研究した新薬を日本の人たちに最初に届けるのが夢だったのだが。せめて米国で新薬を実現したい」、今後どうなるのでしょうか。
ビスモデギブ(Vismodegib、Erivedge®カプセル、Genentech社)がFDAで承認されました。こちらも気になります。
お見舞いのお水が届きました。醍醐寺にも参りたいです、ありがとう。
2012/02/29
ペプチドワクチン、ニュース
今後の展開が気になります。
がんワクチン有効性確認できず、NHK、2月28日22時2分。
新生血管阻害作用を期待したがん治療用ワクチン OTS102(Elpamotide、エルパモチド)第Ⅱ/Ⅲ相臨床試験(PEGASUS-PC Study)の進捗に関するお知らせ、OTS社、2月29日。
今後の開発方針についてのお知らせ、OTS社、2月29日。
2012/02/24
PET検査報告(5)
2012/02/22
白い梅
2012/02/18
PET-CT(5)
抗原特異的免疫療法であるペプチドワクチンについて進展ありました。何箇所かの病院の担当者と話が出来ました。臨床なので口外できることが少なく、僕がかなり詳しく突っ込むので、どうしてご存知なんですかと何回も聞かれましたが、結局思っていた通りでした。3月に始まるオンコセラピー社と大塚製薬の治験の薬剤は、僕が目的としている効果が薄いこと。抗腫瘍効果が期待されているOCV-105の募集は現在終わっていて、今後の予定は未定であること。友人とメールをしていて思ったのですが、免疫療法やワクチンと名のつく療法は以前から多様にあります。全国のクリニックで行われている各種免疫療法やワクチン療法(すがるもののない患者へ最後の望みを持たせるためだけに高価なものもあります)、全癌を対象にしているものから、膵臓癌だけを対象にしている臨床試験もあります。久留米大学のテーラーメイドがんペプチドワクチン療法や大阪大学のBCG-CWS併用WT1ワクチンも興味深いです。ただ個々の療法は全く違うものだというのを認識してよく理解をしてから臨むべきものです。ある子宮系の癌のワクチンの臨床試験結果で21人中16人の症状が悪くなったという結果もあります。療法の広告や営業トークだけでなく、第三者や信頼できる人の意見を求めるべきです。2月初頭のNHKのペプチドワクチンの放映も、将来の医療の方向としての番組であって、先ずは単剤の認可が行われるかもしれないという程度です。ゆくゆくはペプチドワクチンは遺伝子型と適正と対象疾患に併せて複数投与される医薬品だと思っています。薬剤Bの衝撃的な映像を見て、薬剤Aの治験で夢が叶うといった単純なものではありません。ただ薬剤の効果は患者それぞれだと思っています。奏効率が低くても奇跡が起こる時もあります。受ける際には希望と信念を持って臨んで欲しいものです。
これも友人からの案内なのですが、各地でイベントも行っているパンキャンジャパン(パープルリボン)が、3月17日にハービス大阪で関西アフィリエート膵がん勉強会を開催するようで、神戸大学医学部付属病院の松本逸平氏が講演されるようです。差し支えなければ是非映像配信していただきたい。
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